会   期: 2002年7月4日(木)−5日(金)
会   場: 仙台国際センター (広瀬川河畔:仙台市青葉区青葉山)
TEL:022-265-2450 FAX:022-265-2485
プレコングレス
シンポジウム:
7月3日(水) 13:30−19:30
会場:東北大学工学部「青葉記念会館」(仙台市青葉区荒巻字青葉)
TEL:022-217-7993
懇 親 会: 7月4日(木) 19:00―21:00
仙台東急ホテル TEL:022-262-2411
睡眠科学・
医療専門研修セミナー:
7月6日(土) 9:00―15:00
会場:東北大学大学院教育学研究科(仙台市青葉区川内)
学術集会会長 : 山本光璋(東北大学大学院情報科学研究科)
副 会 長 : 松岡洋夫(東北大学大学院医学系研究科)
学術集会事務局: 〒980-8579 仙台市青葉区荒巻字青葉05
東北大学大学院情報科学研究科生体情報学研究室内
TEL & FAX: 022-217-7178  代表者:中尾光之
参 加 費:7,000円
懇親会費:5,000円

目次
  ご挨拶
  企画プログラム
  プレコングレス・シンポジウム
  睡眠科学・医療専門研修セミナー

学術集会プログラム



ご 挨 拶

 日本睡眠学会第27回定期学術集会の開催案内をここにお送り申し上げます。会場は、仙台市の中央を流れる広瀬川河畔にあります、仙台国際センターを予定しております。

 21世紀に入り高度に情報化した世の中は一段とせわしく、人間関係もますます多様化し複雑になって参りました。そうした中で、私たちは自らの意識を晴朗化した上で、“人間性の回復”を図ることが何よりも重要であると思われます。日本睡眠学会ではいま、「睡眠学の体系化」を目指した仕事に着手しておりますが、どのような原理によって睡眠は引き起こされるのでしょうか。また、どうしたら日常生活における不眠や過眠から脱却できるのでしょうか。こうしたことがわかれば、私たちは自己の睡眠を上手に設計できるようになり、目的とする意識の晴朗化がもたらされ、目指す人間性の回復に寄与することになるでありましょう。今回の学会ではこうした考えに基づき、「睡眠と生体リズム」、「睡眠学の創設に向けて」、「日常生活における快適な睡眠の確保」(市民公開講座)という、3つのシンポジウムを組ませていただきました。一連のシンポジウムを聴けば、基礎医学から臨床医学、さらには健康医学へと、睡眠に関する最近の研究成果と動向がわかる仕組みになっていますのでご期待ください。

 また、特別講演として、セロトニンニューロンがレム睡眠期に活動停止する現象の発見者であり、また、ノンレム睡眠期に活性化されるニューロンが前脳基底野に存在することを初めて見出したことで知られるDennis McGinty博士に、“The Preoptic Area, Thermoregulation, and NREM Sleep Mechanisms”と題して講演していただくことにいたしました。この講演は、シンポジウム「睡眠と生体リズム」と協同して、睡眠現象の深い理解に益するものと思います。

 なお、会期前日に、睡眠に関するトピックスを基礎医学と臨床医学の視点から議論していただくために、「オレキシン−その基礎と臨床−」、「睡眠時呼吸障害検査の現状と問題点」という2つのシンポジウムをプレコングレス・シンポジウムと位置付けて組ませていただきました。結果的に、多くの先生方には出張日程が長くなってしまいますが、会期中に計画される一連の全てのシンポジウムを聴くことができるようになり、睡眠科学の学際性の理念から見て充実した学会になるものと確信しております。皆様のご理解とご協力を切にお願い申しあげます。

 実績を積み重ねてきておりますランチョンセミナーについては、睡眠医療の普及を念頭に、専門外の医療関係者にとっても有益と思われるテーマとして、「パニック障害と睡眠障害」、「睡眠薬の作用機序と臨床適用」、「神経疾患と睡眠障害」、「診療所方式による睡眠障害専門医療の試み−その現状と問題点−」を選ばせて頂きました。

 恒例の睡眠科学・医療専門研修セミナーについては、学会認定医、認定歯科医、学会認定検査技師、学会認定医療機関制度がスタートしたことに伴い、例年以上にセミナー参加者が増えることを予想しております。テーマは「生体リズムと睡眠・覚醒障害の理解」といたしましたが、セミナーをより充実させるための一環として、参加者には市民公開講座として開催されるシンポジウム 「日常生活における快適な睡眠の確保」の聴講を推奨することにいたしました.

 7月初旬の仙台は梅雨の真っ只中ですので、雨を覚悟していらしていただければと思います。あえてこの時期を選びましたのは、2002年6月にはサッカーのワールドカップが日本中で開催され、ゲームが行われる仙台も混雑が予想されたからです。7月に入れば静寂に復しているものと想像されますが、ホテルや交通機関の手配など早めにされますようお願いいたします。なお、学会初日夕刻に仙台東急ホテルにおいて懇親会を計画しておりますのでお誘い合わせて多数ご出席ください。
2001年12月5日
日本睡眠学会第27回定期学術集会 会長 山本光璋
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日程
総   会 7月4日(木) 13:00-14:00 A会場
日本睡眠学会
奨励賞受賞者講演
7月5日(金) 13:00−13:30 A会場
理 事 会 7月3日(水) 09:00-11:00 東北大学工学部
青葉記念会館 501号室
評議員会 7月3日(水) 11:00-13:00 東北大学工学部
青葉記念会館 401号室
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企画プログラム(未確定分も含まれています)
特別講演 7月4日(木) 14:00−15:00 A会場

“The Preoptic Area, Thermoregulation, and NREM Sleep Mechanisms”
Dr. Dennis McGinty, Chief, Neurophysiology Research, Veterans Administration, Greater Los Angeles Health System, and Professor, Department of Psychology, UCLA

会長講演 7月5日(金) 13:30−14:30  A会場

システム論的スリープ・インフォマティクスの真髄
      山本光璋(東北大学大学院情報科学研究科)

シンポジウム
シンポジウムT 7月4日(木) 15:30−18:30 A会場
睡眠と生体リズム
      司会:小山純正(福島県立医科大学・生理学第ニ)
          児玉亨(東京都神経科学総合研究所・心理学)

1.徐波睡眠と生体リズムの調節機構
      仙波和恵(カナダ・ダルハウジー大学医学部・解剖・神経生物学)
2.逆説睡眠の発現維持機構の真相
      酒井一弥(フランス・衛生医科学研究所第480部門)
3.液性因子による睡眠覚醒制御
      本多和樹(東京医科歯科大学・生体材料工学研究所)
4.ノンレム及びレム睡眠のリズム性
      内山真(国立精神・神経センター)
5.生体リズムを考慮した睡眠−覚醒機構のシステムモデル
      中尾光之(東北大学・生体情報学)

シンポジウムU 7月5日(金) 15:00−18:00 A会場
睡眠学の創設に向けて
         司会:高橋清久(国立精神・神経センター)
             清水徹男(秋田大学・精神医学)

1.睡眠学の創設に向けて
      高橋清久(国立精神神経センター・精神医学)
2.睡眠学は、睡眠のメカニズムと、生物にとっての睡眠の意義を解明する
      裏出良博(大阪バイオサイエンス研究所)
3.睡眠学は、生体リズムとしての睡眠のメカニズムとその調整法を解明する
      本間研一(北海道大学・統合生理学)
4.睡眠学は快眠法を提言する
      小林敏孝(足利工業大学・人間情報工学)
5.睡眠学は睡眠と、心身の健康との関係を解明する
      大川匡子(滋賀医科大学・精神医学)
6.睡眠学は睡眠と、身体の健康との関係を解明する
      高崎雄司(太田総合病院・太田記念病院)
7.睡眠学は眠気による巨大事故、産業・交通事故を予防する
      堀 忠雄(広島大学・行動科学)
8.睡眠学は、交代勤務者の眠りと健康を守る
      内山真(国立精神神経センター・精神医学)
結語   清水徹男(秋田大学・精神医学)

シンポジウムV

市民公開講座
7月5日(金) 18:30−20:30  A会場
 日常生活における快適な睡眠の確保
      司会:大川匡子(滋賀医科大学・精神医学)
          堀 忠雄(広島大学・行動科学)

1.教育問題と睡眠のリズム
      福田一彦(福島大学・教育心理学)
2.一般成人における睡眠障害の全国調査について
      土井由利子(国立公衆衛生院・疫学部)
3.体温調節(運動・入浴・カプサイシン)と睡眠
      小林敏孝(足利工業大学・人間情報工学)
4.短い昼寝のリフレッシュ効果
      林光緒(広島大学・行動科学)

ランチョンセミナー
ランチョンセミナーT 7月4日(木) 12:00―12:50  A会場
パニック障害と睡眠障害
      井上雄一(順天堂大学)
ランチョンセミナーU 7月4日(木) 12:00―12:50  B会場
睡眠薬の作用機序と臨床適用
      菅野 道(仙台市、青葉病院)
ランチョンセミナーV 7月5日(金) 12:00―12:50  A会場
神経疾患と睡眠障害
      塩沢全司(山梨県立医科大学・神経内科)
ランチョンセミナーW 7月5日(金) 12:00―12:50  B会場
診療所方式による睡眠障害専門医療の試み―その現状と問題点―
      高橋康郎(神経研究所付属睡眠呼吸障害クリニック)
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プレコングレス・シンポジウム

プレコングレス・シンポジウム 7月3日(水) 13:30−19:30
   会場:仙台市青葉区荒巻字青葉、東北大学工学部キャンパス、青葉記念会館401

プレコングレス
シンポジウムT
7月3日(水) 13:30-16:30
オレキシン ―その基礎と臨床―
  司会: 本多和樹(東京医科歯科大学・生体材料工学研究所)
       神山 潤(東京医科歯科大学・発生発達病態学)

1.睡眠・覚醒と代謝系をつなぐオレキシン神経の役割
      桜井 武(筑波大学・基礎医学系・薬理)
2.オレキシン神経伝達障害がなぜナルコレプシーを引き起こすか?
      西野精治(スタンフォード大学・ナルコレプシー研究所)
3.オレキシンと覚醒調節
      本多和樹(東京医科歯科大学・生体材料工学研究所)
4.オレキシンの作用をニューロンレベルで探る
      小山純正(福島県立医科大学・生理学第ニ)
5.Regulation of Perifornical Hypothalamic Neuronal Activity in vivo
      Dennis McGinty(Neurophysiology Research,VA,GLAHS)
6.日本人における脳脊髄液中のオレキシン
      神林 崇(秋田大学・精神科学)
7.オレキシンの臨床応用の展望
      神山 潤(東京医科歯科大大学院・発生発達病態学)

プレコングレス
シンポジウムU

7月3日(水) 16:30-19:30
睡眠呼吸障害検査の現状と問題点
   司会:宮崎総一郎(秋田大・耳鼻科)
       塩見利明(愛知医大・睡眠センター)

1.鼻腔通気性
      田中俊彦(秋田大学・耳鼻科)
2.食道内圧
      鈴木雅明(東北大学・耳鼻科)
3.鼻・口サーミスター
      山城義広(東邦大学・第2内科)
4.いびき音、パルスオキシメトリー
      中野 博(南福岡病院・呼吸器科)
5.簡易診断モニター
      岡部慎一(東北大学・呼吸器科)
6.睡眠ポリグラフ自動解析装置
      加根村隆(沖縄県浦添市・名嘉村クリニック)
7.セファロメトリー
      菊池 哲(成田市、コスモス歯科)
8.内視鏡、MRI検査
      服部親矢(保健衛生大・耳鼻科)
特別発言:米国の睡眠障害診療における検査の位置付け
      立花直子(大阪府立健康科学センター)


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第7回日本睡眠学会「睡眠科学・医療専門研修セミナー」のご案内

テーマ:「生体リズムと睡眠・覚醒障害の理解」

日 時  2002年(平成14年)7月6日(土) 9:00〜15:00
場 所  東北大学大学院教育学研究科(〒980-8576 仙台市青葉区川内)

プログラム

午前:講義
1.生体リズムについて
     内山 真 (国立精神・神経センター・精神保健研究所)
2.睡眠・覚醒障害について
     梶村尚史 (国立精神・神経センター・武蔵病院)
3.生体情報計測の基本原理
     田頭 功 (東北工業大学)
4.終夜睡眠ポリグラフ記録の留意点
     神林 崇 (秋田大学・精神科学講座)

午後:実習

終夜睡眠ポリグラフ実習




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